2022/11/08

【2022年版】外壁塗装の最低限知っておきたい種類と選び方①|メリット・デメリット

よく使われる外壁の種類は7種類あります!!


【外壁】と一言で言っても種類は沢山あります。窯業系、金属系、セラミック系、樹脂系、木質系、トタン、スタッコ、リシン、吹付けタイル、タイル、天然石材、レンガ、モルタル、ALC等様々な外壁がありますが、知らないままに選んでしまうと、それが家の寿命に影響を与えることも十分にあります。そこで今回は多く使われている代表的な外壁7種類をご紹介いたします。メリットデメリットも一緒みてください。

    • ▶︎窯業系サイディング

    • ▶︎モルタル外壁

    • ▶︎金属サイディング

    • ▶︎ALC外壁

    • ▶︎樹脂系サイディング

    • ▶︎木質系サイディング

    • ▶︎タイル

 

1-1.窯業系サイディングのメリット・デメリット

窯業系サイディングとは、板状の外壁材で内容成分の80%がセメントで残りの20%が繊維質、増量材で構成されているものです。
窯業系サイディングは現在、日本の住宅の外壁材の約80%を占めていると言われております。

【メリット】・バリエーションが多い・コストパフォーマンスが良い・防火性が優れている・工期が短い

【デメリット】・防水機能が無い・蓄熱性が高い・シーリングのメンテナンスが必要

1番のメリットは【バリエーションの多さ】【コストパフォーマンスの良さ】

外壁材は家の外観を決める大きなポイント「綺麗に見せたい」、「落ち着いた感じが良い」、「珍しい模様が良い」等、人によって理想の外観イメージは異なります。

そういった様々なニーズに応えるためのバリエーションが窯業系サイディングの最大のポイントです。もちろん、性能的にも防火性・遮音性といった優れた部分もありますが、やはり「理想の外観にしたい」という方からの人気が絶大です。

また、価格は性能を高めた高価な商品もありますが、総合的に他の外壁材と比べて安価で施工費も安く、選択の幅が広いことで、様々なニーズに応えることができます。

デメリットとしては「吸水性が高い」ということが上げられます。窯業系サイディングボード自体には防水機能が無く、表面を塗装することで防水機能を持たせています。そのため、表面の塗膜が劣化してしまうと、水がボード内に浸入し、夏の暑さや冬の凍結による膨張等で変形や反り、ひび割れを起こしてしまう可能性があります。

また、ボードとボードをつなぐ「シーリング」というゴムのようなものがありますが、それが劣化してしまうと、同じくそこから水が浸入し、変形や反り、ひび割れを引き起こしてしまう可能性があります。

 

次回は『モルタル外壁』についてお話しします。

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