2022/11/08

【2022年版】外壁塗装の最低限知っておきたい種類と選び方②|メリット・デメリット

こちらのブログは前回の続きになります。

前回の記事はこちら

1-2.モルタル外壁のメリット・デメリット

モルタル外壁とは、ラス(網状の金物)などの上からモルタル(水・細骨材・セメントを調合したもの)を左官で塗って、その上から塗装して仕上げるケースが一般的です。サイディングが普及する前までは、日本の木造住宅の大半がモルタル外壁でした。

【メリット】・デザイン性が優れている・耐久性が優れている・シーリング劣化の心配が無い

【デメリット】・防水機能が無い・ひび割れが起こりやすい・汚れが目立ちやすい

モルタルはサイディングとは違い、デザインを作ることができます。波模様をつけたり、型をくり抜いたり、タイルを貼り付ける等々、外壁そのものをデザインすることはモルタルにしかできないことです。サイディングは種類が豊富ではありますが、あくまで工場製品であり、「選ぶ」という作業になります。それに対してモルタルは「作る」という作業が可能なのです。
また、サイディングボードのようにつなぎ目が無いため、シーリングの劣化を気にする必要がありません。デメリットとしては、モルタル外壁も防水機能を持たないため、塗装で防水機能を持たせる必要があります。また、モルタルは必ずひび割れを起こすと考えておいた方が良いでしょう。モルタルは乾燥収縮を起こすため、ひび割れが起こります。小さなひび割れであれば、心配はありませんが、大きなひび割れになるとメンテナンスが必要となってきます。

 

次回は『金属サイディング』についてお話しします。

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